それってオイラの徳が足りないんじゃないの【滅びゆくニートのために編⑦】
うっかり本編で書き忘れたのですが、中途半端に残ったウォレットは、
この女性への「ひとり暮らしおめでとう」アマギフに化けました。
既読スルー既読スルーといってますが、実際にはすぐに既読をつけない未読スルーだったかもしれません。
LINEちゃん、メッセージを非表示にする機能があるので、これにより
「トーク履歴から存在を消すものの、既読をつけない上、通知のバッジもつかない」という
陰キャにやさしい状況を生み出すことができるのです。
いや、ほんとうに彼女には色々と世話になったというと意味深になってしまいますが、
特に深い意味はなく、学生生活ラスト1-2年は彼女の存在によってどれだけ助けられたか、という。
彼女は彼女でそこそこクソ野郎()だったので、絶妙にウマが合ったわけですな。
だというのに、社会に出れば縁がなくなるというのは、全く不思議なものですね。
お前が縁切ったようなモンだろうが!
逆にいうと、そんな簡単に切れるものなのに、学生の頃はこの縁がどうなるのかとかもわからず、
さも当然のようにぬくぬく過ごしてしまうわけですから、油断なりませんね。
そしてコロナ禍の学生はその「ぬくぬく」がなかったり薄かったりするわけですから、
それがいいんだかわるいんだか、絶妙なところですよね。