マンガガ
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一番眩しい、あの星の名前は【運命の女編③】
















タイトルはBUMPの曲から。
『ルーンファクトリー3』というゲームにソフィアというキャラがいるんだけど
なぜかエステラさんは彼女のイメージが強く、今回もそれに倣った。特に似せる気はない。
ピップにはエステラさんとは別で古馴染みの女性がいて、彼はエステラの結婚のあと
彼女にプロポーズすることを考えたりもしたが、より彼女のことを想っているジョーのために
その想いは隠したまま、彼の幸せを見送った。
遺産受け取りがなくなってただの貧乏に成り下がったピップをそれでも支えてくれたのは
結局ジョーだったというところもある。
エステラさんがダメならと乗り換えようとしたピップが自分を恥じる場面でもある。
おそらくここで重要な成長を果たし、再婚後のエステラさんと再会しても余裕があったのだと思う。
今回割愛した「遺産の相続元」や「エステラの実の親」のエピソードこそ
ピップが救われる唯一の要素かもしれない。ここがなかったらただの悲劇。

ところでピップの「自分以上に相手を愛す」「相手と自分をシンクロさせる」という部分は
私の恋愛に多大なる影響を与え、このあと交際することになる「本当の意味での私の運命の女」との
恋愛、および破局のおかげで私の人生は一気に色づき、また色を失うことになる。
そして失ったまま現在に至っているが、それについてはあまりここでは触れず
実はエステラさんだけが『大いなる遺産』における「運命の女」ではなかったという話を次回。


柿尊慈先生に励ましのお便りを送ろう!!


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